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グーグル、マイクロソフトと医療とIT

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世界の医療標準狙う 米で「電子処方箋」無料サービス
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/46346/

すごいニュースですね。

[電子処方箋]米国の無料サービス
http://blog.m3.com/TL/20070410/1

こちらのエントリーでこのニュースを知りました。


以下、記事を全文引用します。

■グーグルとマイクロソフトなど、5年で1億ドル投入

 医師から薬局へ患者の処方箋(せん)を電子データとして送信するサービスを無料で提供する試みが、米国で始まった。サービスを提供するのは、マイクロソフトやグーグルなどIT(情報技術)大手が手を組んだ企業連合。手書きに起因する医療過誤を防止する方法として米政府も電子化導入を推進する中、業界標準の確立で潜在的な巨大市場を制覇したい思惑もある。

 「全米電子処方箋患者安全イニシアチブ(NEPSI)」は今年1月、全米の医師に電子処方箋のソフトウエアを無料提供するサービスを始めた。マイクロソフト、グーグルのほか、デルや米国富士通コンピュータ・プロダクツ、電子カルテ大手のオールスクリプツなど13社が参加。IT各社は同サービスに今後5年間で1億ドルを投入する計画で、「すべての医師に必要な技術を整備する重要な第一歩」(マイクロソフト)と強調する。

 ITの巨人が電子処方箋に着目した背景には、処方ミスに対する米国の危機感がある。
 米国医学研究所(IOM)は昨年7月発表した報告で、年間約80万件、35億ドル相当の薬物有害事象が発生したと指摘。2010年までに、すべての医師と薬局に電子処方箋導入を勧告した。
 オールスクリプツのグレン・トゥルマン最高経営責任者(CEO)も今週の米誌タイムのインタビューで、「処方ミスによる死者が年間7000人、被害者は150万人に上り、大半は電子処方箋で防げたはず」と述べている。
 手書きの処方箋は、薬剤師が内容確認のために医師に電話で問い合わせるケースが頻発するが、電子情報ならば手間も省け、処方どおりの薬を短時間で提供できる。患者の医療記録をデータベースで管理する電子カルテと連動すれば、患者のアレルギーなどを確認して適切な処方が可能だ。

 だが、米国で実際に電子処方箋を使用する医師は全体の25%にとどまり、全処方箋の6割が電子化されているスウェーデンなど北欧諸国に大きく後れを取る。ソフトウエアやデータ交換フォーマットが未整備なためだ。IT各社は医療市場で業界標準を確立させる機会とみて、先行投資に乗り出したといえる。

 一方、日本国内の医療機関の多くでは、カルテはいまだに手書きだ。厚生省(現厚生労働省)は平成11年、カルテの電子媒体による保存を一定条件下で認める通達を出し、電子化推進に努めている。加えて政府のIT戦略本部も保健・医療・福祉分野をIT化の重点分野と位置づける。だが、電子カルテの普及率は病院・診療所の6~7%程度にすぎない。
 日本では電子カルテを採用している医療機関でさえ、他の病院などに紹介状を書く際、データや診療画像をフィルムや紙に印刷して患者に持たせたり、処方箋を薬局にファクス送信しているのが実情だ。一部で電子データを相互活用する動きもあるが、国内IT企業が提供する支援サービスは有料で、米国のような業界標準を目指す動きには至っていない。

 医療データの電子化は利便性を高める半面、個人の医療情報がパソコンを通じて外部に流出する恐れにもつながりかねない。電子処方箋や電子カルテの普及は、医療機関とシステム面で支援するIT業界に個人情報保護の確立を厳しく迫ることになる。(ワシントン 渡辺浩生、福島徳)



ビジネスモデルとしては、

1)イニシャルコストの高さと汎用性の低さでITシステムの購入をしぶっている医療機関の需要喚起

2)将来的にASPで料金を徴収

3)日本を始め、IT化が遅れている先進諸国へ、アメリカのモデルを導入

といったところでしょうか(思いつきですが)。

今後、ウォッチしてきたいニュースです。
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